お金はいつも正しい、お金に価値がある理由、今の若者に必要な「金融リテラシー」について解説
『お金』=通貨・貨幣
お金とは価値を数値化したものである。
世の中には価値のあるものがたくさんある。
例えば、車や家といった「物」以外にも、「時間」、「労働力」、「技術」、「情報」などにも価値がある。
このような、世の中にある「価値を数値化」したもの」とお金を交換することができる。
●お金という紙に価値がある理由
そもそもお金ってただの紙切れじゃん!!!
しかし、1万円札という小さな紙1枚と、自転車という鉄とかアルミとかゴムを組み合わせた便利なものと同じくらいの価値があるとは不思議である。。。
堀江貴文さんは著書「お金はいつも正しい」
においてこうおっしゃています。
「お金とは信用そのものである」
信用そのものを数値化したもの。
●なぜ人はお金を稼ぐのか
1.生きるため
1番に考えられるのはもちろんこれだろう。
人間は何かを食べないと生きてはいけません。
その食べ物どうやって手に入れる?
スーパーやコンビニなどで買ったりして、調理して食べますよね?
自分が住む家も賃貸だったり住宅をローンで購入したりと、生きていくためにはかかせないもの!!
2.生活の質を上げるため
より生活水準を上げるために使うお金。
生活を快適に過ごせるようにするため。
もっと美味しいものが食べたい。
もっと広い部屋に住みたい。
燃費が良い車を買う。
写真綺麗に撮るための一眼レフカメラを買う。
などなど。。。
生活を快適にするためにもお金は必要不可欠である。
3.人生をより楽しむため
自分が楽しいと思うことにお金をかける。
趣味、海外旅行、アウトドア…
趣味を楽しむためにはお金がたくさん必要。
4.自分と家族の将来のため
結婚、出産、育児、子どもの成長、病気、老後、急な出費にも対応するためにも多くのお金が必要。
歳を取っていつまでも仕事を続けていたいとは誰しもが思いません。
自分と家族の将来のためのお金は残しておきたいもの。
このお金について知らないと損する「金融リテラシー」
●「金融リテラシー」とは?
「無駄づかいはいけない」「お金はよく考えて使いなさい」「おこづかい帳をつけるといいね」などなど。。。子どもの頃、おこづかいやお年玉と一緒に、こういった言葉をもらった人は多いのではないでしょうか?
私たちがしっかりとした生活基盤をもって生活していくためには、お金を上手に管理したり、注意深く使ったりすることが重要です。そのためには、お金について十分な知識をもち、お金との付き合い方について適切に判断する力が必要です。このようなお金にかかわる、金融や経済に関する知識や判断力のことを「金融リテラシー」と言います。
○ 最低限身につけるべき金融リテラシー
1. 家計管理:適切な収支管理(赤字の解消と黒字の確保の習慣化)
2. 生活設計:ライフプランの明確化と資金確保
3. 金融知識:経済用語の理解、保険・ローン・資産形成の契約や取引の注意点、コストの把握
4. 外部の知見の適切な活用:金融商品を利用する際、外部の知見を適切に活用する必要性の理解
●いつもの生活で金融リテラシーを向上させるには??
①家計管理
家計簿をつけることが金融リテラシーを身につけるための第一歩。
家計簿をつけると普段何にお金を使っているのかわかるようになり、使えるお金がどのくらいあるのか、どのようなことにお金を使っているのかが明確になります。
家計簿をつけるだけで収支が可視化され、日常生活の中でも商品を買う前に本当に必要なものなのか考えるようになります。
最近ではスマホアプリで家計簿をつけられるようになり、銀行口座やクレジットカードと連携する事により、自分で家計簿をつけなくても自動で家計簿がつけることが出来るので、面倒くさがりな方でも続けられます。
②資産形成を考える
積極的に資産を作るためには、きちんと資産形成を考える必要があります。
資産形成のための商品を選ぶにあたって必要なことは、「何故資産形成するのか、何年後にいくら必要なのか、資金はどのくらいあるのか」を考えること。
生活していく中で出る余剰で資産形成をすることがとても重要だからです。
無理に商品を買ってみたけど生活がキツイから契約期限前に解約をしようとすると解約金が必要になるので、元本を大きく割る事もあるかもしれません。
さまざまな商品があるので、選ぶのに悩むことが多いとは思いますが、まずは資産形成の目的や目標金額などを考えてみましょう。
●まとめ
人生の多くに共通することですが、お金も"いざ!"というときにあわてても間に合いません。
コツコツ貯め、金融リテラシーを高めて少しずつでも上手に運用することが、将来への備えになり、不安を小さくしてくれます。社会人になってお金を稼ぐようになったら、
お金との付き合い方=金融リテラシーも高める意識が必要です。